あなたの結果もわかる!

夜更かし傾向

原語
eveningness-preference
研究
日本 秋田大学

この研究のふむふむポイント

人間の体内時計は24時間より長い!?

 私たちは朝型、夜型の違いはあっても、毎日、大体同じように目覚めたり、眠くなったりします。これは私たちの体に「体内時計」が備わっているからです。人間の体内時計は24時間より少し長めなのですが、朝日を浴びると余分な時間をリセットする機能が働いて24時間になるということが、これまでの研究から分かっています。

夜更かし傾向は体内時計遺伝子に関連!?

 体内時計の研究が盛んに行われる中で、体内時計の仕組みに関連する遺伝子が複数見つかり、それらは「時計遺伝子」と名付けられました。さらに、ある時計遺伝子が、夜更かし傾向に関連するという報告もなされました。ところが、この時計遺伝子をさらに研究したところ、夜更かし傾向に関連するかどうかは人種によって異なると分かりました。

あなたは遺伝的に夜更かししやすいタイプ?

 日本の秋田大学の研究グループは、日本人ではこの時計遺伝子が夜更かし傾向に関連するのかどうかを調べました。その結果、日本人では「関連がある」ということが分かりました。さてあなたの遺伝的な夜更かし傾向は?

ログインしてあなたのタイプをチェック!

500円(税別)

MYCODEの検査結果が出ている方は、この研究結果のどのタイプに当てはまるのかをすぐに確認できます(検査メニューがカラダ30+の方は対象外)。
まだMYCODEの検査を受けていない方は、こちらから購入することができます。

夜更かし傾向についてもっと知る

Eveningness preference

人間の「体内時計」は24時間より長い!?

 「早起きは三文の徳」ということわざがありますが、あなたは「早寝・早起きタイプ」?それとも「夜更かし・朝寝坊タイプ」?今回fumfumでご紹介するのは「夜更かし傾向」に関わる遺伝子型です。
 朝型、夜型の違いはあっても、私たちは毎日、大体同じように目覚めたり、眠くなったりします。これは、空が明るくなったり暗くなったりするためではありません。過去の実験から、真っ暗なところで過ごし続けても、ホルモンの変動や体温のリズムは約1日周期で繰り返されるということが分かっています。つまり、私たちの体には「体内時計」が存在するのです。

 体内時計があるのは、人間だけではありません。植物や細菌まで、地球上の多くの生物には体内時計が存在すると分かっています。確かに、朝咲いて夜は閉じる花など、身近にありますよね。
 体内時計によって作られる体のリズムは、「概ね(おおむね)1日周期」であることから、専門的には「概日(がいじつ)リズム」と呼ばれています。また、英語では「サーカディアンリズム(circadian rhythm)」と呼ばれており、これもラテン語の「約1日」という意味に由来しているのだそうです。

 体内時計は「約1日」ということですが、実は人間の睡眠や体温といったからだの周期は、1日=24時間より若干長いと知られています。つまり、真っ暗なところで生活し続けると、体のリズムはずるずると後ろにずれていき、そのうちに昼夜逆転してしまうということになります。
これを24時間周期になるようにリセットしてくれているのが「光」です。朝日を浴びることで、目の網膜から入った光の刺激が脳の「時計神経」に伝わり、余分な時間を前進させるように時計合わせが行われるのです。こうして体内時計は、24時間になるように毎日リセットされています。どうやら、毎日決まった時間に起きて学校や仕事に行くことは、知らず知らずのうちに体内時計のリセットの手助けになっていたようですね!?

Eveningness preference2

夜更かし傾向に関係がある遺伝子があった!?

「光がなくても約1日周期、光でリセットされれば24時間周期」という不思議な体内時計の仕組みについて、多くの科学者が解明を目指し、研究を行っています。まだ分からない部分がたくさん残されている一方で、体内時計の仕組みに関わる遺伝子も複数見つかってきました。これらの遺伝子はまとめて「時計遺伝子」と呼ばれるようになりました。

 時計遺伝子の研究が盛んに行われる中で、時計遺伝子の1つである「hClock遺伝子」に存在するSNPの遺伝子型と、「夜更かしする傾向」に関連があるという報告がなされました。この研究は、白人を対象にしたものでした。ところがその数年後に別の人種(人種は非公開)で調べた結果が報告され、その中ではこのSNPと夜更かし傾向には関連がないと結論づけられていました。
「どうやらこのSNPは、人種によって夜更かしと関連があったりなかったりするようだ。それでは日本人ではどうなのだろう?」そう考えた秋田大学の研究グループは、日本人を対象としてこのSNPと夜更かし傾向との関連性を調べることにしました。

Eveningness preference3

「朝型」なのはこんな人!「夜型」なのはこんな人!

 ところで、「夜更かしする傾向を持っているのか」は、どのようにして調べるのでしょうか?実は、睡眠に関する研究のために世界共通で使われているアンケートがいくつかあり、それを使って調べるのです。例えば、今回の秋田大学の研究でも使われた「朝型夜型睡眠調査票(MEQ)」を用いれば、あなたが「朝型」なのか「夜型」なのかを調べることができます。MEQによると、朝型、夜型の人には、それぞれ次のような特徴があるようです。

「朝型」なのはこんな人!
・朝、目覚めてから容易に起きることができる
・起きて30分後にはしっかり食欲がある
・難しいテストを受けるなら午後よりも午前中だ

「夜型」なのはこんな人!
・決まった時間に起きなくてはならないとき、目覚まし時計にかなり頼る
・起きてから30分くらいけだるい
・次の日に全く予定がなければ、普段より遅く寝る

さてあなたはどちらに当てはまりましたか!?

あなたは遺伝的に夜更かししやすいタイプ?

今回、秋田大学の研究グループは、上記の睡眠アンケート結果から得られた睡眠の傾向と、hClock遺伝子に存在するrs1801260というSNPの遺伝子型との関連性を調べました。その結果、このSNPの遺伝子型が「CC」であると、夜更かししやすい傾向があると分かりました。

rs1801260というSNPは、CC、CT、TTの3つの遺伝子型に分けられます。

日本人平均と比べると

・CCの遺伝子型をもつ人は「夜更かし傾向が強いタイプ」
・CTまたはTTの遺伝子型をもつ人は「夜更かし傾向が弱いタイプ」

という遺伝的傾向を持っていると言えます。

MYCODE fumfumでは、あなたの遺伝的タイプがどちらに当てはまるのかを調べることができます。「深夜番組大好き!」なあなたも、「やっぱ早寝早起きでしょ!」なあなたも、みなさんこの機会に自分のタイプをチェックしてみませんか?

ログインしてあなたのタイプをチェック!

500円(税別)

MYCODEの検査結果が出ている方は、この研究結果のどのタイプに当てはまるのかをすぐに確認できます(検査メニューがカラダ30+の方は対象外)。
まだMYCODEの検査を受けていない方は、こちらから購入することができます。

研究の詳しい内容を見る

 秋田大学の研究グループは、秋田県の医療機関に勤める、20歳から50歳まで(平均年齢35.5歳)の健康な日本人421人(男性116人、女性305人)を対象に今回の研究を行いました。

 研究参加者には、「朝型夜型睡眠調査票(MEQ)」「ピッツバーグ睡眠調査票(PSQI)」の2つのアンケートに回答してもらいました。アンケートの結果は、統計学的に解析し、「MEQスコア」という数値に変換されました。MEQスコアは、高いほど朝型傾向が強く、低いほど夜更かし傾向が強いと考えられます。

 一方で、研究参加者の血液からDNAを取り出し、PCRという方法を用いてrs1801260の遺伝子型を調べました。この遺伝子型とMEQスコアとの関連性を解析した結果、体内時計に関わる「hClock遺伝子」に存在するrs1801260というSNPの遺伝子型がCCであると、夜更かしである傾向が強いと判明しました。

 今回の研究対象者の3分の2は、夜勤などがあるシフト勤務に従事する人でしたが、シフト勤務であるかどうかは、夜更かしかどうか(MEQスコア)に影響しないということも分かりました。

あなたの遺伝子型のタイプがどちらに当てはまるのか
チェックしてみませんか?

  • 夜更かし傾向弱め
    ??%TT&CT
  • 夜更かし傾向強め
    ??%CC

本研究では、遺伝子型に基づき、2種類のタイプに区分されます。 TTと CTはともに「夜更かし傾向が弱いタイプ」、CCは「夜更かし傾向が強いタイプ」に区分されます。

ログインしてあなたのタイプをチェック!

500円(税別)

MYCODEの検査結果が出ている方は、この研究結果のどのタイプに当てはまるのかをすぐに確認できます(検査メニューがカラダ30+の方は対象外)。
まだMYCODEの検査を受けていない方は、こちらから購入することができます。